20代30代での挑戦はあり?
若きフリーランスが急増中
人生の転機と聞くとずいぶん先のことのように感じられるものですが、20代の若さで大きな転機が訪れる人もいます。今の20代は幼い頃からインターネットやパソコンが身近にあった世代なので、早々に技術を習得してフリーランスに転身する人も増えています!
また、多様な働き方を国が促進するようになってからはさらにこの動きが加速している状況です。とはいえ、20代で独立する人はまだまだ少数派。メリットよりもリスクのほうが気になるところかもしれません。
20代は若さが武器になる
ひと昔前のフリーランスなら、会社員時代の人脈や独立してからの営業力と自分の腕一本で勝負していたものですが、今はSNSがあればどこにいても瞬時に人脈を築けてしまう便利な時代ということもあり、20代は意外と営業上手な人が多いものです。クライアントにしてみれば、経験と技術のあるベテランフリーランスは魅力的な存在ですが、年齢の上下関係が仕事のしづらさにつながることも多く、少々技術力に不安があっても若手のフリーランスを好むケースが実は多かったりします。昔なら20代で独立するなんてまだまだ早い!と言われてしまうところですが、今は若さがむしろ武器になることもあるんです。
30代フリーランスに居場所はあるのか
働き盛りの30代は、20代から着々と経験を積んでちょうど仕事もノッてきた頃です。しかし、フリーランスが多いIT業界には「35歳定年説」がまことしやかに語り継がれています。もしそれが本当ならスポーツ選手級に短い寿命です。いくらフリーランスが稼げるとはいえ、35歳の若さで仕事が減ってしまうようでは独立するメリットなんてほとんどないですよね。実際のところはどうかといえば、35歳を過ぎても長く活躍している人は大勢います。
ただし、常に最新技術が求められるIT業界でフリーランスとして働くためには、現状に甘んじることなく勉強し続けなければなりません。また、自分より若い人と働くことが多いフリーランスは、年齢の上下に関係なく謙虚な姿勢で指示を受けられるかが重要なポイントになることもあります。
フリーランスから会社員へ戻る人もいる
若くして独立を果たしたものの、家庭を持つことで収入の安定が最優先となり、もう一度会社員の道に戻るという決断をする人もいます。独立を間に挟んでの再就職にはなにかと不安がつきものですが、フリーランスとしての経験を高く評価してくれるケースもあって、すんなりと会社員のレールに乗り換えている人が意外といます。それもこれもすべては若さゆえのメリット。できることがあるなら早いうちからどんどん挑戦しておくことが大切なのかもしれませんね。